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2時間ドラマについて考えてみました
テレビの2時間ドラマというのがあります。
実はあまりテレビを見ないのですが、たまに内田作品が映像化されます。
最近では「蜃気楼」その後はなんでしたっけ?(^^;
そのへんの感想は私のHPで述べていますので割愛することにしますが、内田作品は2時間枠ではおさまりきれませんね。
ヒロインが光彦に惹かれ、胸ときめかせるような状況をきちんと描写するには時間が短すぎます。
で、どんな作品がドラマ化しておもしろいかというと、「刑事コロンボ」です。
え、なんで!?
推理小説の手法に倒叙形式というのがありますが、これは、最初の段階で犯人が解っているんですよね。
犯行の動機とか、要点は最初の段階である程度解っています。
ミステリーというのは、謎解きを主眼としている以上、前半はつまらないもので、それを視聴者に強いるのは無理というものです。
退屈であれば、たちまちチャンネルを変えられてしまいますね。(^^)
そういう観点から、「刑事コロンボ」はテレビに向いていると言えるし、おもしろいわけです。
ところで、内田先生のデビュー作「死者の木霊」の朝日新聞の書評があります。
(以下抜粋)
地道な捜査活動をリアルに描く推理小説のタイプにも、探偵側に比重の置かれたものと犯人側に力点の置かれたものとがある。本書はその前者に属する作品だが、読みながら、クロフツのことが思い出された。
クロフツの長編はおおむね前者のタイプだが、後者の小説を書く場合には「クロイドン発12時30分」などのように倒叙形式を用いている。
この作家の評価は第二、第三の出来にかかってくると思うが、クロフツの残した足跡が、一つの指針となるのではあるまいか。「朝日新聞 1981年3月8日朝刊」
これを書いた人はなにが言いたかったのだろうか!?\(^O^)/
いずれにしても、この書評で脚光を浴びたのはたしかですが...
映像化に向いている作品と言えば、P・コーンウェルなんか、いいのではないかと考えています。
昔では「事件記者」とか、ほかには「ベンケーシー」「逃亡者」なんかは、いかにもテレビ向きでおもしろかったですよね。(^^)
ちょっと古かったかしら?(^0^)
参考図書:「ミステリーのおきて102条」(阿刀田高 読売新聞社 ISBN
4-643-98089-3)
1999.4.13記 |