頭痛の分類

 

1999.4.24記 

日赤中央病院の作田学先生の調査によると、15歳以上の慢性頭痛患者は、人口の35.7パーセントすなわち3780万人もいる(1996年度の15歳以上人口を、1億597万7,000人として計算。)。つまり、3人に1人は頭痛もちということになります。

そのうち緊張型頭痛は2970万人(28%)、片頭痛のうち前兆を伴うもの(典型型片頭痛)は約212万人(2%)、群発性頭痛は32万人(0.3%)、そのほかの血管からおこる頭痛は509万人(5%)存在するようです。

その治療実態というと、典型的片頭痛の患者は90%が適切な治療を受けていない。35%は「なにもしないでがまん」、55%は売薬に頼っている。残りの、わずか10%が病院にいっているにすぎないといわれています。

国際頭痛学会による頭痛分類

機能性頭痛

1 片頭痛

2 緊張型頭痛

3 群発性頭痛

4 器質的病変を伴わない頭痛

(外科的な治療の対象となる頭痛)

症候性頭痛

5 頭部外傷

6 血管障害

7 脳腫瘍など頭蓋内疾患による頭痛

(内科的な治療の対象となる頭痛)

8 原因物質のある頭痛(例:二日酔いの頭痛)

9 感染症(例:髄膜炎)

10 代謝障害による頭痛(例:低血糖)

11 眼、耳、鼻、口腔疾患による頭痛

12 神経痛がある。

13 分類できない頭痛

参考図書:「頭痛はこわい」(間中信也著)