占星術殺人事件怪事件は、ひとりの画家の遺書から始まった。その内容は、6人の処女から肉体各部をとり、星座に合わせて新しい人体を合成する、というもの。画家は密室で殺された。そして1ヵ月後には、6人の若い女性が行方不明!奇想天外の構想、トリックで名探偵御手洗潔(みたらいきよし)をデビューさせた、衝撃的傑作。
講談社文庫 (本のカバーから引用) |
斜め屋敷の犯罪北海道の最北端、宗谷岬の高台に斜めに傾いて建つ西洋館。「流氷館」と名づけられたこの奇妙な館で、主人の浜本幸三郎がクリスマス・パーティを開いた夜、奇怪な密室殺人が起きる。招かれた人々の狂乱する中で、またもや次の惨劇が…。恐怖の連続密室殺人の謎に挑戦する名探偵・御手洗潔。本格推理名作。
講談社文庫 (本のカバーから引用) |
寝台特急「はやぶさ」1/60秒の壁双眼鏡で覗きをしていた男が、豪華マンションの浴室で顔の皮をはがされた若い女の死体を発見!だが、割り出された死亡推定時刻に彼女は、「はやぶさ」に乗っていた。不可能を可能にしたトリツクは何か?
時間の壁と“完全犯罪”に敢然と挑む捜査一課の吉敷竹史の前に、第二、第三の殺人が…。
光文社文庫 (本のカバーから引用) |
いやー!驚きました。島田荘司がこれほどの作家だとは思ってもいませんでした。私は彼のことを一部のミステリーマニアたちが創り上げた「本格派」という名の偶像だと考えていたのです。
実際、「占星術殺人事件」「異邦の騎士」「斜め屋敷の犯罪」などの代表作は大がかりのトリックと確かによくできた話ではありました。しかし、どこかで無理に創り上げたという印象があり、それほどの感動はなかったのです。
少し見方を変えたのが「消える水晶特急」あたりからでしょうか?そしてこの本を読んでまったく感じ入ってしまったのです。そのわけを考えてみると、この作品はいわゆる「トラベル・ミステリー」ということで、比較するほかの作家がいるということです。それらの作家の名前はあえて書きませんが、島田荘司の「奇想」と「推理の論理的帰結」の前ではそれらのミステリーはすべて色褪せてしまうほどです。
繰り返しになりますが「幻想的な犯罪(謎)」「トリック」「ストーリー」「推理の論理的帰結」「魅力のある探偵役」「舞台設定」等々、どれをとっても申し分がありません。これは驚嘆に値します。
今、この作家に巡り会えてよかったとしみじみとしています。目から鱗がとれて、ようやく真正面からこの作家の本に向き合う姿勢ができたようです。1999.1.23記 |
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漱石と倫敦ミイラ殺人事件 英国へ留学した夏目漱石は、下宿先で夜毎、亡霊の声に悩まされ、思い余ってシャーロック・ホームズに相談した。このことがきっかけで、彼はホームズが抱える難事件の解決に一役買うことになる。それは、呪いをかけられた男が、一夜にしてミイラになってしまったという、世にも奇怪な事件であった。著者が、自信を持って読者に贈る、本格ミステリーの力作。
光文社文庫 (本のカバーから引用) |
消える「水晶特急」全面ガラス張り、360度眺望がきく豪華展望車。国鉄が誇る〈水晶特急〉が上野から酒田まで、マスコミ関係者を乗せ処女旅行に出発した。目的地には大物代議士加灘が待ちうける。だが出発直後、トレイン・ジャックされた。加灘に過去の罪を告白しろというのだ。人質にされた週刊誌記者夜片子は、その途中経過を公表する役目を、犯人に命じられた。しかも驀進するこの列車が、人質もろとも突然かき消えてしまった。誰が、どんな方法で…?想像を絶する大トリックを華麗に描くファッショナブル・ミステリー。
角川文庫 (本のカバーから引用) |
御手洗潔の挨拶嵐の夜、マンションの十一階から姿を消した男が、十三分後、走る電車に飛びこんで死ぬ。しかし全力疾走しても辿りつけない距離で、その首には絞殺の痕もついていた。男は殺されるために謎の移動をしたのか?奇想天外とみえるトリックを秘めた四つの事件に名探偵御手洗潔が挑む名作。数字錠、疾走する死者、紫電改研究保存会、ギリシャの犬
講談社文庫 (本のカバーから引用) |
異邦の騎士失われた過去の記憶が浮かびあがり男は戦慄する。自分は本当に愛する妻子を殺したのか。やっと手にした幸せな生活にしのび寄る新たな魔の手。名探偵御手洗潔の最初の事件を描いた傑作ミステリ『異邦の騎士』に著者が精魂こめて全面加筆修整した改訂完全版。幾多の歳月を越え、いま異邦の扉が再び開かれる。
講談社文庫 (本のカバーから引用) |
本格ミステリー宣言真の本格とは何か。“本格ミステリー”の理想は?幻想味あふれる謎と高度かつ精緻な論理性なくして“本格”と呼べるのか?鬼才・島田荘司が、ミステリーを愛する人びととミステリーを志す人びとに贈る“本格”への熱き思い、熱きメッセージ。本格よ、甦れ。ミステリー界を震撼させる、堂々の宣言書。
本格ミステリー宣言
本格ミステリー論
綾辻行人君へ贈る言葉
歌野晶午君との出会い
法月綸太郎君へ贈る言葉
日本ミステリー界の迎えつつある変化
対談 「新」本格推理の可能性
インタビュー 「漱石と倫敦ミイラ殺人事件」および創作の姿勢
講談社文庫 (本のカバーから引用) |
御手洗潔のダンス人間は本来、空が飛べる生き物だと常々主張していた幻想画家が、4階にあるアトリエから奇声を残して忽然と消え失せた。そして4日目の早朝、黒い背広を着、胸をそらせ両手を左右に大きく展げた姿で、20メートルの高みにある電線上に死体となって出現したのだ。鳥人間VS御手洗。彼が踊るに相応しい事件だ。
山高帽のイカロス、ある騎士の物語、舞踏病、近況報告
講談社文庫 (本のカバーから引用) |
暗闇坂の人喰いの木さらし首の名所暗闇坂にそそり立つ樹齢2千年の大楠。この巨木が次々に人間を呑み込んだ?近寄る人間たちを狂気に駆り立てる大楠の謎とはなにか?信じられぬ怪事件の数々に名探偵御手洗潔が挑戦する。だが真相に迫る御手洗も恐怖にふるえるほど、事件は凄惨をきわめた。本格の旗手が全力投球する傑作。
講談社文庫 (本のカバーから引用) |
| 本格ミステリー館 1981年「占星術殺人事件」―本格ミステリーはこの本で始まった。1987年「十角館の殺人」―誰もが驚愕の声をあげた。そして、西暦2000年、この本は伝説になる。大担に、芳醇に、魅惑的に、ミステリーを語る島田荘司と綾辻行人が日本のミステリー界を変える、創る、輝かせる。
島田荘司、本格ミステリー論を語る
論理性と情動性、幻想性とリアリズム
「器」のミステリー
定義の問題
社会派と本格
「遊び」の文学を生む時代〔ほか〕
角川文庫 (本のカバーから引用) |
| 本格ミステリー宣言〈2〉ハイブリッド・ヴィーナス論 「本格推理」と「本格ミステリー」の区別から作家論まで、自己の信念に従って「本格ミステリー」のさらなる隆盛を熱く語る必読の書。ポーとドイルが産み落とした希有な文学ジャンルは、一度で虜になってしまう魅力を持ちながら、矛盾と破綻に満ちた「遺伝子結合の美女―ハイブリッド・ヴィーナス」だった。
コード型創作の光と影
「眩暈」が内包していたもの
ハイブリッド・ヴィーナス論
幻想論
奇想の昏い森
「奇想の復活」編集についての依頼状
本格探偵小説論
麻耶雄嵩君へ贈る言葉
司凍季さんへ贈る言葉
異邦の扉の前に立った頃〔ほか〕
講談社文庫 (本のカバーから引用) |
死者が飲む水札幌の実業家赤渡雄造のバラバラ死体が2つのトランクに詰められて、自宅に届けられた。鑑識の結果、死因は溺死、殺害場所は銚子と推定された。札幌署牛越刑事が執念の捜査で肉迫した容疑者には、鉄壁のアリバイがある!
札幌、東京、銚子、水戸を結ぶ時刻表トリックで猟奇的殺人を解明する本格長編傑作。
講談社文庫 (本のカバーから引用) |
火刑都市東京四谷の雑居ビルの放火事件で若い警備員が焼死する。不審な死に警察の捜査が始まった。若者の日常生活に僅かに存在した女の影…。
女の行方を追ううちに次の放火事件が発生した。こんどは赤坂。そして現場に“東京”という謎の文字が残される。索漠たる都市の内奥と現代人の心を見据えて鬼才が描く、印象深い推理長編。
講談社文庫 (本のカバーから引用) |
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奇想、天を動かす 浅草で浮浪者風の老人が、消費税12円を請求されたことに腹を立て、店の主婦をナイフで刺殺した。だが老人は氏名すら名乗らず完全黙秘を続けている。この裏には何かがある。警視庁捜査一課の吉敷竹史は、懸命な捜査の結果、ついに過去数十年に及ぶ巨大な犯罪の構図を突き止めた。―壮大なトリックを駆使し、本格推理と社会派推理とを見事に融合させた傑作。
光文社文庫 (本のカバーから引用) |
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消える上海レディ 業界一の化粧品メーカーが打ちだした来年のテーマは、“戦前で時間が停まったような街”上海。キャンペーンガールも、つば広の帽子に中国服、当時そのままの上海レディだ。取材で神戸―上海を結ぶ鑑真号に乗ることになった女性誌記者弓芙子。だが、出港前から彼女の命を執拗につけ狙う謎の女が現われる。そしてついに密室と化した船内で血の兇行が。
光文社文庫 (本のカバーから引用) |
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Yの構図 昭和61年8月18日、上野駅の隣接したホームに前後して到着した上越、東北新幹線の中から女と男の服毒死体が発見された。2つの死体の側にはコスモスと桔梗の花が…。自殺か?他殺か?警視庁捜査一課の吉敷竹史は、不可解な事件の謎を追って盛岡へ。いじめ問題を素材に著者が渾身の筆致で描いた本格推理の力作。
光文社文庫 (本のカバーから引用) |
| いやー、一体全体なんていう話なんでしょうか!?荒唐無稽なストーリーです。こういう言い方はおかしいのかも知れませんね!十分ありえる話ではあります。でも、それを最後まで読ませる島田荘司の筆力というのは驚嘆に値します。読ませるだけではありません。やはり考えさせてくれますね!ただただ驚いています。これほどの読後感を与えてくれる作家はほかにはいません。 1999.2.7 |
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新・異邦人の夢 音楽・都市・文学・占星術・旅・車...。興味の対象は尽きることを知らず、創作の旅への欲求をかきたてる。本格ミステリーの代名詞・島田荘司は、地球の自転のきしみを感じつつ、人間という不可思議な存在の様々な営みへの想いを深く静かに綴ってゆく...。初期エッセイ集に単行本未収録6編を加えて再編集した本書は、この奇想作家の活動の原点を探る貴重なテキストとなるであろう。
徳間文庫 (本のカバーから引用) |
北の夕鶴2/3の殺人五年ぶりに、別れた妻・通子からかかってきた電話は、ただならぬ気配に満ちていた。
警視庁捜査一課の吉敷竹史は、通子を追って上野駅へ。発車直後の「ゆうずる九号」に彼女の姿を見つけたが・・・。翌日、列車内で通子と思われる女の死体が発見された!
青森、盛岡、雪の釧路を舞台に意表をつく壮大なトリックとサスペンス。本格推理の傑作!
光文社社文庫 (本のカバーから引用) |
水晶のピラミッドエジプト・ギザの大ピラミッドを原寸大で再現したピラミッドで起こる怪事。冥府の使者アヌビスが500年の時空を超えて突然蘇り、空中30メートルの密室で男が溺死を遂げる。アメリカのビッチ・ポイントに出現した現代のピラミッドの謎に挑む名探偵・御手洗潔。
壮大なテーマに挑んだ本格推理の名作。
講談社文庫 (本のカバーから引用) |
734ページのこの本の403ページからやっと御手洗潔が登場します。ピラミッドに隠された恐るべきトリックを披露した後も延々と続きそうなストーリーを読んで、やっと気づきました。トリックの暴露には遺漏があったのです。そして意外な本当の結末が待っています。
「暗闇坂の人喰いの木」で登場したレオナが再び御手洗への愛を語ります。なるほど、女性ファンの悲鳴が聞こえそうですね。1999.2.13記 |
眩暈切断した男女の死体が合成され両性具有者となって蘇る。窓の外には荒涼たる世界の終焉の光景が広がっているばかりだ。「占星術殺人事件」を愛読する青年が書きのこした戦慄の日記がさし示すものは何か。醜悪な現実世界に奇想の作者が驚天動地のトリックの矢を放つ。
ミステリの新たな飛翔を決定づけた傑作。
講談社文庫 (本のカバーから引用) |
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灰の迷宮 新宿駅西口でバスが放火され、逃げ出した乗客の一人がタクシーに轢ねられ死亡。被害者・佐々木徳郎は、証券会社のエリート課長で、息子の大学受験の付き添いで鹿児島から上京中の出来事だった。警視庁捜査一課の吉敷竹史は、佐々木の不可解な行動や放火犯として逮捕した男の意外な告白から、急遽、鹿児島へ…。アッと驚く犯人像。鬼才が放つ新機軸の本格推理。
光文社文庫 (本のカバーから引用) |
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夜は千の鈴を鳴らす JR博多駅に到着した寝台特急〈あさかぜ1号〉の二人用個室から、女性の死体が発見された。彼女は鬼島総業の女社長・鬼島政子で、検死の結果、死因は心不全と判明。だが、前夜、政子が半狂乱になり口走った「列車を停めて、人が死ぬ!ナチが見える」という意味不明の言葉に、捜査一課の吉敷竹史は独自の捜査を開始する。本格推理の鬼才が時刻表を駆使した自信作。
光文社文庫 (本のカバーから引用) |
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幽体離脱殺人事件 警視庁捜査一課・吉敷竹史の許に、一枚の異様な現場写真が届いた。それは、三重県の観光名所・二見浦の夫婦岩で、二つの岩を結ぶ注連縄に、首吊り状態でぶら下がった中年男の死体が写っていた。しかも、死体の所持品の中から、吉敷が数日前、酒場で知り合った京都在住の小瀬川杜夫の名刺が…。本格推理の鬼才が圧倒的筆力で描く、トリック&サスペンス。
光文社文庫 (本のカバーから引用) |
羽衣伝説の記憶警視庁捜査1課の吉敷竹史は、ふと入った画廊で作者のない“羽衣伝説”と題された彫金を目にした。これは、別れた妻・通子の作品では?妻への思いをかきたてられた吉敷は、ホステス殺しの真犯人を追いつつ訪れた伝説の地で、意外にも妻の出生の秘密に行きあたる。好評吉敷シリーズ異色の文庫書き下ろしラブ・ストーリー。
光文社文庫 (本のカバーから引用) |
殺人ダイヤルを捜せ綾子は商社の電話交換手である。夜の退屈しのぎに女友達からそそのかされて、テレフォン・セックスを始めた。そしてある夜、ダイヤルをまわしたとたん、耳に入ったその声!綾子がその番号の持ち主を知ったとたん、事態は恐ろしい方向へとすすみ、彼女をがんじがらめに…。
鬼才が都市の恐怖、人間の弱点を衝撃的に描いたサスペンス秀作。
講談社文庫 (本のカバーから引用) |
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切り裂きジャック・百年の孤独 世紀末最大の謎、「切り裂きジャック」事件が、100年の時の彼方から蘇えり、そして完全解明される。
集英社文庫 (本のカバーから引用) |
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確率2/2の死 プロ野球のスター・プレーヤーの子供が誘拐された。身代金一千万円。
警視庁捜査一課の吉敷竹史刑事は、姿を見せぬ誘拐犯の指示で赤電話から赤電話へ、転々と走り回る。
が、六度目の電話を最後に、犯人は突然、身代金の受け取りを放棄し、子供を解放した。
果たして犯人の目的は何か。
鬼才が野心的着想で挑んだ長編推理小説。
光文社文庫 (本のカバーから引用) |
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天国からの銃弾 もと消防署だった建物を購入した男は、施設の一部として残った「見張り塔」から、毎日写真を撮りつづけた。聳え立つ富士を背景に、ソープランドの屋上に立つ“自由の女神像”。ある日、その女神の目が異様に赤く光る瞬間があることに気づいたとき、男の平穏な日常を襲う衝撃的な事件が…。(表題作)奇抜な着想で鬼才が放つ、トリック&サスペンスの傑作。
ドアX、首都高速の亡霊、天国からの銃弾
光文社文庫 (本のカバーから引用) |
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都市のトパーズ 魂の致命的な敵は、毎日の消耗だ…。あらゆる凡庸さに満ち溢れた腐蝕の都市・東京で、「私」は檻に飼われた一頭の虎の子と出会う。虎の名はトパーズ。
魂の奥底に消え残る野性に呼びかけつつ、トパーズは美しく成長していく。そしてある日、トパーズは檻を抜け出し、「私」はそれを追った…。
腐敗を続ける都市の本質的問題を見据え、独自の都市論を内包しつつ展開する刺激的な長編小説。
集英社文庫 (本のカバーから引用) |
ら抜き言葉殺人事件ピアノと日本語を教えている笹森恭子が、自宅のベランダで首吊り自殺をした。部屋には、ある作家に誤りを指摘した手紙に対する返信が残されていた。警視庁捜査一課の吉敷竹史は、現場に不審を抱き、殺人説を唱える。そんな時、またもや自殺者が。しかも、恭子に来ていたのと同じ作家からの葉書が…。本格推理の鬼才が、現代の世相を鋭く抉った異色の長編力作。
光文社文庫 (本のカバーから引用) |
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ひらけ!勝鬨橋―老人探偵団 O老人ホーム「竹の子寮」の住人たちは、「青い稲妻」という威勢のいいゲートボール・チームを結成しているが、未だ勝ったことがない。ボランティアの翔子ちゃんが懸命にルールーを教えるが、脳天気な老人たちには馬耳東風。そんなとき、地上げ屋のチンピラどもが、"ホームを明け渡せ"と乗り込んできた・・・。老人と思いこんでいる人々に捧げる異色ユーモア・サスペンス!
光文社文庫 (本のカバーから引用) |
途中まで読んだ印象は次のような平凡なものでした。これでも十分楽しめたのです。
今、最終章、これからクライマックスを迎えますが、これ以上の感想を述べることができるでしょうか?
いやー、本というのは最後まで読んで見なければ分からないものです。血湧き肉踊るカーチェィス!!カーマニア島田荘司の面目躍如です!とても信じられないシーンが繰り広げられました!
そうだ、タイトルを忘れていましたね。「ひらけ!勝鬨橋」です。最初から最後まできっちりとしている。さすが島田荘司です。
しかも、なんという感動でしょう!さらに、読後感が清々しいんですよ。
ハハハ、最大級の賛辞をこの本に与えます!!(^0^)
解説から引用します。
私が島田荘司氏を類いまれなヒューマニストであり、モラリストであると呼ぶ点はまさにそこにある。新保博久氏はいみじくも「心優しき人命軽視派」と命名されたが、まさにそのとおりだと思う。人間としての尊厳を守ろうとするその姿勢に、私は無限の優しさを感じずにはいられないのである。島田氏の小説が、本格ミステリーであり、ハードボイルドであり、またどんな社会派よりも社会派だと私が思うゆえんである。
柿沼瑛子(翻訳家) [光文社文庫
1993年1月20日 初版1刷発行]
言い得て妙ですね。この解説もまた名文です!1999.5.15記 |
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展望塔の殺人 東京・飛島山公園の展望台で平凡な主婦・井上典子が、売店のアルバイト学生・矢部富美子に刺殺された。典子には人に怨まれるようなところはないし、富美子は東大に学ぶエリート学生だった。2人にはまるで接点がなかった。動機なき衝動殺人とみなされたが、その裏に恐るべき都会の狂気が隠されていた…《展望塔の殺人》。緑色を異常に嫌悪する男の失われた記憶とは?《緑色の死》。逃げても隠れても電話のベルが追ってくる恐怖《都市の声》。ある朝、やり手で鳴る商社の重役が黒いハイヒールを前に発狂していた《発狂する重役》。鬼才が全力投球で描いた極上品ぞろい!
カッパ・ノベルス (本のカバーから引用) |
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天に昇った男 昔、天に昇ろうとした男の伝説がある九州・星里の街。昭和五十一年の昇天祭りの日、祭りの櫓に三人の男女の死体が吊るされた。犯人とされた門脇春男は、十七年の収監ののち、死刑を執行される。ところが奇跡が起こり、彼は生き延び、釈放された。そして昇天祭りの夜、彼自身が伝説のとおりに天に昇ったが…。
光文社文庫 (本のカバーから引用) |
この本は死刑をテーマにしているということで、読むのが億劫だったのですが、昨晩から読み始めて一気に読み終えました。
もう、ぐんぐん引き込まれてしまうという感じでしたね!
この本は「秋好事件」の副産物としてできた作品ですが、島田荘司の筆力には脱帽です。
「嘘でもいいから殺人事件」は、正直なところおもしろくありませんでした。
コメディータッチの作品なんですが、こういったものは読み手がその気になっていないと、妙につまらないもののようです。(^^;
これは、「パソコン探偵の名推理」(内田康夫)とも共通していることだと考えています。
例えて言えば、同じお笑いでも、ドタバタを好む人とちょっとしゃれた漫才や落語を好む人がしますが、つまりそんなようなことなんですね。
どうだ、おもしろいだろう!僕だってこんな風に洒落たものも書けるんだぜ!
などと言われると、なおさらつまらないのであります。(^0^)
はじめから、バカバカしいと思って読めば、それなりにおもしろいのかも。
いかがでしょうか?
それとも私にそれほど気持ちのゆとりがないせいなのでしょうか?
さて、「秋好事件」ですが、この本はおそらく1,000ページは優に超えていますから、当分読む気にはなれません。(^^;
「アトポス」(島田荘司)「魍魎の匣」も同様の理由です。(^^)1999.4.18記 |
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踊る手なが猿 新宿西口地下街にあるケーキ屋のガラスケースの上にすわる猿の人形。向かいの喫茶店で働く純子は、この猿に結ばれている赤いリボンが、時によって位置を移動するのが気掛かりだった。(「踊る手なが猿」)。都立高の敷地から江戸時代の墓地が?その中の樽形の棺に男女二体の人骨と、密封された小壷が入っていた。(「暗闇団子」)。サスペンス&トリック傑作集。
踊る手なが猿、Y字路、赤と白の殺意、暗闇団子
光文社文庫 (本のカバーから引用) |
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高山殺人行1/2の女 斎藤マリに不倫の相手・川北留次から、突然「女房を殺してしまった!警察に自首しようと思う」という電話が…。窮地に立たされた2人は、1つの計画を思いつく。清里―軽井沢―上高地―高山を結ぶ山岳ドライブで、恐怖と戦慄のサスペンス。車好きの著者が放つ、謎とスリルに満ちた新感覚殺人行の力作。
光文社文庫 (本のカバーから引用) |
この本には名探偵が登場しません。
不倫相手の殺人のアリバイを作るために、ひたすら車で走り続けるというものです。
トラベルミステリーというと100パーセント鉄道を使うのですが、これはカーマニア島田荘司らしいドライブミステリーというのだそうです。
車で走る斎藤マリに降りかかる幻想的な謎、そして見事な心理描写には舌を巻きます。
この本を読んでS・ベケットの独り舞台を思い出しました。
おそらく、氏の愛読者であれば、中盤にさしかかったときに、そのトリックに気がつくとは思います。事実私が思っていたような展開になりました。
ただ、一人謎の男が出現しますが、この男の役割が最後まで漠として解りませんでした。
この本はお薦めです。
ネタバレOKとは言っても、この本の感想には気を使いました。
もう少し、踏み込んで書ければいいのですが、それでは次に読んでみようとする方の興味を著しく削ぐことになるでしょう。(^0^)1999.4.18記 |
飛鳥のガラスの靴映画俳優の大和田剛太の自宅に、差出人不明の郵便小包が届いた。
なかから、塩漬けにされた剛太の右手首が…。
剛太自身は行方不明のまま、事件は迷宮入りの様相を呈した。
警視庁捜査一課の吉敷竹史は、この管轄違いの事件に興味を抱く。
彼は主任と衝突しながらも、敢然とこの難事件に挑むが…。
日本古来の民話を題材に、本格推理の鬼才が描く長編力作。
光文社文庫 (本のカバーから引用) |
アトポス虚栄の都・ハリウッドに血で爛れた顔の「怪物」が出没する。ホラー作家が首を切断され、嬰児が次々と誘拐される事件の真相は何か。女優レオナ松崎が主演の映画『サロメ』の撮影が行われる水の砂漠・死海でも惨劇は繰り返され、甦る吸血鬼の恐怖に御手洗潔が立ち向う。
ここにミステリの新たな地平が開かれた。
講談社文庫 (本のカバーから引用) |
 龍臥亭事件御手洗潔が日本を去って一年半、横浜馬車道に住む御手洗の友人で推理作家の石岡のもとに、二宮佳世という若い女性が訪れ、「悪霊祓いに岡山県の山奥に一緒に行ってほしい」と言う。
なんとその理由は、大きな樹の根もとに埋められた人間の手首を掘り出すためだった…。
三月末、石岡と佳世は、霊の導くままに、姫新線の寂しい駅に降り、山中に分け入り、龍臥亭という奇怪な旅館にたどり着いた。
これが、身の毛もよだつ、おぞましい、不可解な大量連続殺人事件に遭遇する幕開きだった。推理界の鬼才が、構想を練りに練り一年、満を持して放つ、二千枚を超す、渾身の書下ろし傑作超大作。(上)
石岡は岡山の村での大量連続殺人事件をノルウェーにいる御手洗に書き送り指示を仰いだが、彼からは「リユウコワセ」という意味不明の電報が来ただけだった。
犠牲者はさらに増え、合同葬を行なう会場から遺体が盗まれ、バラバラにされて発見されたり、山奥の霧に包まれた村は地獄絵の様相に…。
村人たちは村の業とか因縁とか言うが、この村にいったい何があったのか。
言い知れぬ恐怖が支配する深夜、伝説の男・都井睦夫の亡霊が現われた…。
都井睦夫による三十人殺しとは。
平成の現代に甦る昭和史の残忍な悪意とは。
御手洗潔の友人・石岡和己が解き明かす五十数年に及ぶ壮大な謎とトリック。
驚愕の結末。
ファン待望の傑作巨編。(下)
カッパ・ノベルス (本のカバーから引用) |
 涙流れるままに 天橋立に娘と住む、吉敷竹史の元妻・加納通子は意識の底に眠る記憶をたぐり、数奇な運命に翻弄されてきた自らの半生を振り返っていた。―――小学二年の夏、過って級友を死なせた事件。婚礼の日に自死した麻衣子と、その直後に変死を遂げた母・徳子にまつわる出来事。さらに遡って六歳の冬、麻衣子と歩いた盛岡の白い原野と庭の柿の根元に埋めたあるものの忌まわしい記憶……。
「首なし男」に追われる幻影に悩まされながらも、盛岡での少女時代に体験した数々の悲劇の真相を探る決心をした通子。そこに明かされる凄絶な過去!? 今は離れて暮らす吉敷に、悲しみに満ちた通子の心の叫びは届くのか?
カッパ・ノベルス (本のカバーから引用) |
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見えない女 ◆インドネシアの恋唄◆見えない女◆一人で食事をする女
1986年冬。
「私」はパリ=ダカールラリーが終了したばかりのフランスで、不思議な女に出逢った。
職業は不明、バーではウインクひとつで支払いが済み、大きな家に一人で住み、おまけに大変な美人ときている。
パトロンでもいるのだろうか?(「見えない女」より)車好きの著者ならではのひねりをきかせた、異色の旅行推理集。
光文社文庫 (本のカバーから引用) |
島田荘司読本 御手洗潔シリーズ書き下ろし短編小説、特別書き下ろし評論、コラム掲載。
全作品網羅、充実のブック・ガイド。
特別寄稿―井上夢人、歌野晶午、いしいひさいち。
原書房文庫 (本のカバーから引用) |
Pの密室◆鈴蘭事件◆Pの密室
御手洗潔は幼年時代から名探偵だった。
あの不思議な力は、5歳の時には既に具わっていた。
幼椎園時代と小学校2年生時、現在の御手洗を決定づけた不可解で陰惨な大事件。
あの名探偵の過去がここに明かされる。
講談社 (本のカバーから引用) |

最後のディナー
◆里美上京◆大根奇聞◆最後のディナー
里美との再会、クリスマス・イヴの“不思議な事件”、本書のための特別書き下ろしを含む珠玉の3編を収録。
心が痛むほどの透き通った愛を描く「御手洗シリーズ」最新短編集。
原書房 (本のカバーから引用) |
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夏、19歳の肖像 オートバイ事故で入院中の青年が病室の窓から、双眼鏡で目撃した「谷間の家」の恐るべき光景。
父親を刺殺し、遺体を工事現場に埋める美しい女性―しかし、青年は彼女に恋をしてしまった。
スリリングな推理性と良質のサスペンス溢れる長篇青春小説。
本格ミステリーの異才が描く直木賞候補の注目作。
文春文庫 (本のカバーから引用) |
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嘘でもいいから誘拐事件 ◆嘘でもいいから誘拐事件◆嘘でもいいから温泉ツアー
TPSテレビ、夜のお楽しみ番組「八時スペシャル」。
やらせの権化と誰もが恐れる軽石三太郎ディレクターと取材班(ターボとタックのウルトラお調子コンビ)が「こんばんワン」と鳴く犬を求めて東北の秘境、鬼首村に繰り込んだ。
大雨の中、突如レポーターの美穂ちゃんが誘拐されたことから奇怪な出来事が次つぎに起こり始め、おもわぬ番組ができあがる表題作、他。泣く子も笑うユーモアミステリー。
集英社文庫 (本のカバーから引用) |
| 御手洗パロディ・サイト事件〈上〉 司法試験に失敗した女子大生小幡が謎の失踪を遂げる。
小幡の友人犬坊里美は石岡に助けを求める。
小幡の部屋のフロッピーディスクから、インターネットで展開された御手洗潔の22編のパスティーシュ・ノベルが見つかった。
小幡の失踪の背景にパスティーシュ・ノベルがあると判断した石岡は、里美と共に懸命にパスティーシュ・ノベルの解読にあたる。
「レオナがエジプトで拾った青い指輪」「校長室の絵から抜け出した少女」「鉄壁のアリバイを持つ不倫殺人」etc.のピースが絡み合い、謎はますます謎を呼んで。
1行1字たりとも気を抜けない新感覚ミステリー。
南雲堂 (本のカバーから引用) |
| 御手洗パロディ・サイト事件〈下〉 依然として行方のつかめない女子大生・小幡の消息。
電脳空間に繰り広げられる事件に翻弄される石岡と里美。
「甲府の鍵屋社長が開発した新製品が巻き起こす事件」「イングランドの遺跡で服を紫色のペンキで塗られた老人の遺体が発見される」etc.22編の事件は、いったいどう失踪にかかわっているのか。
インターネットを舞台にしつつも、今日的な銀行の貸し渋り、介護福祉といった問題に触れたラストは、熱い涙もいざなう超感覚ミステリー。
南雲堂 (本のカバーから引用) |
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奇想の源流―島田荘司対談集 本格ミステリーから死刑廃止までを語る。
ミステリー評論、ピラミッド、江戸、自動車、脳、死刑廃止、冤罪者救済へと拡がる奇想の源流、そしてそれが今、どこへ流れようとしているのか。
第1章 探偵小説論
第2章 日本人論
第3章 自動車論
第4章 社会論
有朋書院 (本のカバーから引用) |
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御手洗さんと石岡君が行く ちみりほ、はじめ島田荘司イチオシの漫画家が大集合、夢のコミック・アンソロジーついに登場!島田荘司最新書き下ろし短編掲載。
ついに明かされる御手洗潔の近況、石岡和己との出会い。
原書房 (本のカバーから引用) |
日本型悪平等起源論―「もの言わぬ民」の深層を推理する
島田 荘司・笠井 潔【著】評論家にして作家の二人が、縄文から平成までの日本史をあらゆる角度から検証。
この国の特殊性を指摘し、日本人の歩むべき将来を示唆する。
21世紀に向け必読の一冊。
第1章 日本型思考の背骨を形づくったもの
第2章 日本人が「精神主義」に惹かれるわけ
第3章 「富国強兵」とはなんだったのか
第4章 日本人には、なぜ「天皇制」が必要なのか
第5章 行動原理としての「鎖国願望」
第6章 日本人がモラルを確立する日
光文社文庫 (本のカバーから引用) |
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世紀末日本紀行 手足のない猿、青酸燻蒸された果物、煙害、アトピー、MRSA、梅毒、人工両性具有、動物実験、糞尿投棄、毒ガス…。
モラルなき大国「日本」の裏面で刻々と進行する、体内汚染、人と人との心の摩擦、そして環境破壊。
本格ミステリーの鬼才の筆は、世紀末日本が孕む負のベクトルを、鮮やかに抉り出す。
詳細なルポと衝撃の写真で構成される本書は、新世紀を迎える日本人への格好の「提言」となった。
プロローグ 奇形児の警告
第1部 変貌する人体(食物;水;空気;肉体の変化;精神の変化)
第2部 変貌する環境(列島の変化;破壊者の事情;戦争の傷痕)
エピローグ モラルなき大国に問う
徳間文庫 (本のカバーから引用) |
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サテンのマーメイド 輝く青い瞳、魅惑的なプロポーションにサテンのドレスをまとった女は何に怯えているのか?アメリカ西海岸で探偵をする〈わたし〉の許に、雨の金曜日の夜、仕事の依頼に現れた女はサラと名乗った。フェラーリを駆って自分を12時までに、サウスポイントまで運んでほしいと懇願した。そして同じ頃250マイル離れた2つの町で同じ男が轢き殺される奇妙な事件が起きていた…。
濃い霧と美しい海に散る神秘的な女と無償の追跡を続ける男の愛。
新境地を拓くハードボイルドミステリー。
集英社文庫 (本のカバーから引用) |
御手洗潔攻略本
特上のパロディー小説、極上のコラムに学ぶ“御手洗ワールド”のほんの一部。
特別寄稿島田荘司、ロスで御手洗潔に会う。
「占星術殺人事件」占星術
天の魔弓―御手洗潔と石岡和己の日常より
光の塔
感音楽
「マクラフリンはお好きなんですか?」―ギタリスト御手洗潔のジャズ史的位置
青の広間の御手洗
科学雑誌「Nature」に掲載された御手洗潔の論考―神経細胞の自殺によって引き起こされたサルのワーキングメモリー障害
数学者からの報酬
御手洗シリーズ舞台紀行
この世はただの紙の月
躊躇するE―カオス理論の応用例にかえて
六甲アイランドのピエロ
「眩暈」に見るユニセックス論
分子生物学の変遷―二重螺旋の発見からヒトゲノム計画へ
石岡君、自動車学校へ行く
夢の中でも
倫敦と即席ミイラ殺人事件
御手洗潔、その時代の幻
集英社文庫 (本のカバーから引用)
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魔神の遊戯
ネス湖畔の小村で旧約聖書の魔神が村人の体を引きちぎり、奇妙な場所に配置していく。
驚天動地の謎、解答が秘められた“未来からの記憶”とは?待望の書き下ろし長篇。
(本のカバーから引用)
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吉敷竹史の肖像
「秋好事件」という現実の事件に材を取って、一編の詩を思わせる美しい風景を作中に現出させた渾身の書下ろし最新作「光る鶴」と、吉敷竹史はなぜ刑事になったのか、そのきっかけとなった「最初の事件」を瑞々しい筆致で描いた珠玉の青春小説「吉敷竹史、十八歳の肖像」。
ファン待望の書下ろし二編に、イラスト&エッセイ、対談、作品紀行グラフ、事件史年表など、吉敷竹史攻略編も充実したシリーズ最新作。
光る鶴
事件の風景 吉敷竹史の旅
対談 吉敷竹史と「冤罪の構造」(島田荘司;山下幸夫)
書下ろしエッセイと競作イラストレーション 事件の女たち
吉敷竹史シリーズ ブックカバー・コレクション
吉敷竹史と加納通子 事件史年表
吉敷竹史、十八歳の肖像
(本のカバーから引用)
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死刑の遺伝子
これまで誰も言及し得なかった日本人の精神の深層。
わが死刑史の裏面に鋭いメスを入れる作家と、元内閣首相補佐官。
存置派、廃止派、どちらをも納得させ得る高密度の論理展開は、本格ミステリーを彷彿とさせる。
三浦事件、日本民族が作る冤罪、死刑の歴史、武士による死刑、富国強兵と死刑、量刑上の死刑の位置、終身刑は必要か、執行なき死刑のために、国民アンケート、日本村の人権意識、獄中からの声
(本のカバーから引用) |
| 本格推理展覧会 名探偵の憂鬱
鮎川 哲也【監修】・山前 譲【編】
ご存じ金田一耕助をはじめとした魅力溢れる新旧の名探偵が一堂に会し、推理の冴えを競い合います。
◆疾走する死者(島田荘司)◆後光殺人事件(小栗虫太郎)◆蝙蝠と蛞蝓(横溝正史)◆夜の殺人事件(島久平)◆罪なき罪人(高木彬光)◆車引殺人事件(戸板康二)◆昇仙峡殺人事件(津村秀介)◆「むしゃむしゃ、ごくごく」殺人事件(山口雅也)
(本のカバーから引用) |
パロサイ・ホテル〈上〉―御手洗パロディサイト事件〈2〉
セリトス女子大のミステリー研究会に、孤島の廃ホテル・オーナーから電話が…電話を受けた里美は、石岡とともに『飛島』に向かう。
そこで出会う数々の御手洗パスティーシュ事件。
地下の密室に隠された謎を解く鍵は、色の名前のつけられた各室に残された、これらパスティーシュ・ノベルスにあるのか?自殺を願うマジシャン、火事場で溺死した中国人、屋上から消えた男etc.が複雑に絡み合い、謎は混迷を深める…ミスリード、ミスディレクション、本格立体多面構造は、一字一句たりとも油断のできない超感覚ミステリー。
南雲堂 (本のカバーから引用) |
パロサイ・ホテル〈下〉―御手洗パロディサイト事件〈2〉
ナットキング・コールの名曲“ネイチャーボーイ”、それはかつて御手洗が、親友の石岡に贈った歌だった。
これを今、娘のナタリーが歌う。
優しいジャズの調べに励まされ、石岡と里美は廃ホテル地下の壁に挑む。
各部屋に散りばめられた前オーナーからのメッセージ。
25のカラフルなミステリーのピースは、はたしてどれが密室のキーなのか?そして超立体多面構造の本格ミステリーは、単なるサプライズ・エンディングだけでは終わらない。
感動のラストシーンは、どうかお気に入りのスロー・ジャズを聴きながら味わっていただきたい。
そして、涙は流れるままに。
南雲堂 (本のカバーから引用) |
透明人間の納屋
講談社 (本のカバーから引用) |
21世紀本格宣言
新世紀の本格のかたちは?探偵の姿は?すべては輝かしい未来のために!本格の創作者=論客がおくる最新メッセージ。
1 名探偵の過去、現在、未来
2 御手洗潔
3 21世紀の本格
4 未来の作家たちに
5 探偵小説の映す近代
6 本格と冤罪
7 探偵小説あれこれ
8 高木彬光と鮎川哲也
講談社 (本のカバーから引用) |
ネジ式ザゼツキー
記憶の一部をなくした男が書いた奇妙な童話『タンジール蜜柑共和国への帰還』。
蜜柑の樹の上にある村、ネジ式の関節を持つ妖精、人工筋肉で羽ばたく飛行機―。
そして彼の肩甲骨には翼のなごりがあった!妄想としか思えない男の話から、御手洗潔が導きだした真相とは何か―!?驚愕の結末が待つ本格ミステリー。
講談社 (本のカバーから引用) |
ミタライカフェ
原書房 (本のカバーから引用) |
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