全3冊

由良 三郎図書一覧

 
書       名 種  別 発行年月 ISBN
ミステリーを科学したら 文春文庫 1994/06 4167446049
聖域の殺人カルテ 集英社文庫 1996/12 4087485536
血液偽装殺人事件 光文社文庫 1998/03 4334725635
  ミステリーを科学したら

推理小説の中で描かれる殺人は医学的に不可能なものが多い。推理作家にして医学博士の著者が、古今東西のミステリーを楽しく診断するエッセイ集。青酸カリへの一般的誤解について、新毒薬・細菌・ウイルスなどによる新毒殺法の研究、検視(法医学)の実験から、捕物帳の美点難点に至るまで、話題は豊富。

1 ミステリーに関するミステリー
2 毒薬の味

文春文庫 (本のカバーから引用)

この本の作者は、大正10年、東京銀座生れ、東京大学医学部卒、横浜市大細菌学教授、東京大学ウ医科学研究所ウィルス研究部教授を歴任。昭和59年「運命交響曲殺人事件」で第2回サントリーミステリー大賞受賞。主な作品に「殺人協奏曲ホ短調」「象牙の塔の殺意」などがある。
これは、本のカバーにあった作者紹介ですが、私が読んだのは、次の2冊です。
「聖域の殺人カルテ」 集英社文庫 1996/12 4087485536
「血液偽装殺人事件」 光文社文庫 1998/03 4334725635

おお、この「ミステリーを科学したら」の解説は、島田荘司が書いています!
そして、この解説は島田荘司が由良氏に手紙を出して、解説を書きたいと申し込んでいるんですよ!!

で、この解説の中で島田荘司は、由良三郎が高木彬光氏の産んだ名探偵「神津恭介」のモデルではないかと推理しています。

「由良三郎氏は、東京大学医学部の名誉教授である。こういう人がピアノを弾くとなると、どうしても高彬光氏の産んだかの名探偵、神津恭介を連想してしまう。神津のモデルが由良さんではないかという推理を、筆者はこの時から秘かに抱いていたのだが、はたして本書に『高木彬光氏』と題する一文があって、昭和13年に一高の弓術部で1年間、高木、由良のお二人は同部され、北寮31番で起居を共にまでしていたという事実が明かされる。これで自分の想像は大いに可能性を増したとほくそ笑んだものである。」

はい、とういうことでこの本はすべてのミステリーファンにお勧めの一冊です。(^^)
  聖域の殺人カルテ

昭和30年代、予防研ウイルス・リケッチ部は、日本脳炎ワクチンの実験に成功、隆盛をきわめていた。さんなおり、「博士号」を欲しい医師が、権力を握る教授を、金銭の買収により篭絡している、という噂が…。

ある日室長の伊沢が、急性の心臓発作で倒れ、意識が戻らなかった。薬物による毒死だった。聖域であるべき医学研究所で、何がおきたのか。

ウイルス学の権威である著者が描く医学ミステリー。

集英社文庫 (本のカバーから引用)

ketueki.gif (10853 バイト) 血液偽装殺人事件  DNA鑑定の死角

鉄壁の防犯システムを誇る金融会社「あかつき商会」の社長・川俣徳一郎が殺害された! なぜ防犯システムは作動しなかったのか? 休暇中だった川俣が社内にいた理由とは!?――東京・蒲田署の若手警部・左保田は、DNA鑑定を駆使して証拠をつかんだが……重要証人が転落死する事件が起きた!
話題のDNA鑑定と緻密なトリック。医学界重鎮の本格推理。

 

 光文社文庫 (本のカバーから引用)