由良 三郎図書一覧
推理小説の中で描かれる殺人は医学的に不可能なものが多い。推理作家にして医学博士の著者が、古今東西のミステリーを楽しく診断するエッセイ集。青酸カリへの一般的誤解について、新毒薬・細菌・ウイルスなどによる新毒殺法の研究、検視(法医学)の実験から、捕物帳の美点難点に至るまで、話題は豊富。
1 ミステリーに関するミステリー 2 毒薬の味
文春文庫 (本のカバーから引用)
昭和30年代、予防研ウイルス・リケッチ部は、日本脳炎ワクチンの実験に成功、隆盛をきわめていた。さんなおり、「博士号」を欲しい医師が、権力を握る教授を、金銭の買収により篭絡している、という噂が…。
ある日室長の伊沢が、急性の心臓発作で倒れ、意識が戻らなかった。薬物による毒死だった。聖域であるべき医学研究所で、何がおきたのか。
ウイルス学の権威である著者が描く医学ミステリー。
集英社文庫 (本のカバーから引用)
鉄壁の防犯システムを誇る金融会社「あかつき商会」の社長・川俣徳一郎が殺害された! なぜ防犯システムは作動しなかったのか? 休暇中だった川俣が社内にいた理由とは!?――東京・蒲田署の若手警部・左保田は、DNA鑑定を駆使して証拠をつかんだが……重要証人が転落死する事件が起きた! 話題のDNA鑑定と緻密なトリック。医学界重鎮の本格推理。
光文社文庫 (本のカバーから引用)