全35冊

斎藤栄図書目録

 
書       名 種  別 発行年 摘  要
愛と血の大和路線 文庫 1997年  
青色の殺人(神奈川県の謎) 文庫 1996年  
芥川龍之介「歯車」殺人事件 文庫 1996年  
悪の華殺人事件 文庫 1986年  
飛鳥・神戸殺人旅情 文庫 1997年  
アルプス秘湯推理旅行 文庫 1996年ひ  
課長補佐殺人事件 文庫 1982年  
鎌倉殺人旅愁 文庫 1987年  
軽井沢・芦屋殺人事件 文庫 1996年  
禁色の殺人(京都府の秘密) 文庫 1996年  
殺意の時刻表 文庫 1983年  
殺人の棋譜 文庫 1996年  
殺人源氏物語 ノベルス 1995年  
殺人平家物語 文庫 1998年  
山陰殺人旅行 文庫 1996年  
新・殺人の棋譜 文庫 1996年  
将棋駒殺人事件 文庫 1996年  
少女まんが家殺人事件 文庫 1985年  
湘南千葉殺人事件 ノベルス 1993年  
JR京都線殺人事件 文庫 1994年  
漱石「虞美人草」殺人事件 文庫 1996年  
タロット日美子の氷色の殺人 文庫 1996年  
タロット日美子のJR推理 文庫 1996年  
鉄道マニア殺人事件 文庫 1985年  
洞爺・王将殺人旅行 ノベルス 1996年  
二階堂警部の「奥の細道」 文庫 1992年  
二階堂警部の反乱 ノベルス 1992年  
ニセコ積丹殺人事件 文庫 1988年  
日本ローカル線殺人事件 文庫 1987年  
伯備線秘図推理旅行 文庫 1995年  
函館・江差旅情殺人 文庫 1996年  
箱根高原殺人事件 文庫 1985年  
炎の小早川警視正 文庫 1996年  
ミステリーを書いてみませんか 文庫 1998年  
横浜殺人街図 文庫 1996年  
  愛と血の大和路線

兵庫県警に出向した二階堂警部は関西の風土や捜査技法を学ぶため、五年前に起った「平城山事件」を踏査することになった。三人組が、大和路線平城山駅近くの宝石店から四億円を強奪した事件だ。刑期を終えた三人が新たな犯罪を計画中との情報もあった。大長刑事と共に調査を開始するが、そのあとを追うように出没する探偵社の女社長・大須賀黄美代の目的は?そして驚愕の連続殺人が!?長篇本格推理。

徳間文庫(本のカバーから引用)

  青色の殺人(神奈川県の謎)

愛用のポンコツ車を駆って海辺のドライブをしていた二階堂夫妻は、思いがけず死体を発見した。死体の様子から、ここで殺されたのではないらしい。犯行現場を占う日美子のタロットは意外な結果を告げた。神奈川県であって神奈川県でない…。二階堂警部は被害者のメモから山梨県の「道志」に注目する。そんな折、県下で再び殺人事件が発生、更に短大生が謎の失踪を遂げていた。

徳間文庫(本のカバーから引用)

  悪の華殺人事件

新幹線の中で、初夜を待ちきれずいちゃつく五郎とかおる。一人旅の大学生・保は、その痴態を横目に、同じ車輌に乗り合わせた不幸を嘆くばかりだった。偶然泊るホテルも一緒だった保は翌朝、新婦かおるがバラバラ死体で発見されたのを知る。昨夜、自分を誘惑した妖艶な女・葉子の行動に不信をつのらす保は事件の渦中に…。他に短篇4篇を収録。

双葉文庫(本のカバーから引用)

  飛鳥・神戸殺人旅情

OL正月今日子を悪夢が襲った。飛鳥での幸せな婚前旅行直後、婚約者が突如失踪したのだ。友人の夏木梨香と共に、神戸に行方を求めた今日子だったが、無残にも婚約者はペルシャ短剣の刺殺体で発見された。果たして口中のメモに記されたアルファベットは何を意味するのか?梨香の義兄・小早川警視正が捜査に乗り出すが、そこには前代未聞の陥穽が待ち受けていた。

ノン・ポシェット(本のカバーから引用)

  課長補佐殺人事件

神奈川県衛生部の課長補佐・津田弘文が箱根のモーテルで縊死し、同宿の女が消えた。津田が厚生省と製薬会社の新薬許可を巡る汚職に関与していた事実を掴んだ神奈川県警刑事の泉重光は、厚生省の課長補佐・辻村英雄と製薬会社を結ぶ女性秘書を追い始める。だが、女も変死を遂げ、辻村と女性秘書にもアリバイが成立したことから、事件は暗礁に…。

広済堂文庫(本のカバーから引用)

  鎌倉殺人旅愁

鎌倉の、背後の山の緑を借景とする絶好のロケーションに、温水プールまである豪華な新居を構えた友人の天地夫妻に、大学の同窓生4人と共に招待された引田芳子を襲う戦慄の事件!!その夜、6人の女性に囲まれて楽しいはずの夫悟郎が殺害されて…傑作本格推理。

光風社文庫(本のカバーから引用)

  軽井沢・芦屋殺人事件

軽井沢の新設ゴルフコースで他殺死体が発見された。被害者はリゾート開発会社の九重社長の部下で、調べると巨額の横領の噂があった。そして数日後、今度は芦屋の名門ゴルフコースで殺人事件が起きた。被屋者は九重社長であった。軽井沢と芦屋のゴルフ場で相次いで発生した殺人事件の真相は!?事件に遭遇した鉄道警察隊・江戸川匡太郎警部の捜査が冴える長篇本格ミステリー。

日文文庫(本のカバーから引用)

  禁色の殺人(京都府の秘密)

横浜市の南部、野島で発見された死体が、警察への通報の間に忽然と消えてしまう異常な事件が起った。遺留品から、被害者は木村不動産社長・木村茂と思われた…。一方、二階堂日美子は、友人の紙野哲子とその姉すず、真珠と一緒に丹後を旅していた。三姉妹は一年前、家業の宝石店を強盗団に襲われ、両親を失っていた。天の橋立で四人は死体発見現場にでくわす。二つの事件には意外な繋がりが。

徳間文庫(本のカバーから引用)

  殺意の時刻表

神奈川県庁に勤める三島昭司は、興栄商事の木下から宝石投資の詐欺にあい、莫大な欠損金を負った。失意の彼に追いうちをかけるように、浪人中の息子が自殺未遂。一方、木下と繋がる金融業者と、その愛人が連続して殺害されると、失踪中の木下も…。やがて、それらの事件は三島家を巻き込んでゆく。一枚の入場券が真相へと導く、著者会心の本格時刻表推理。

光文社文庫(本のカバーから引用)

  殺人の棋譜

日本将棋連盟所属の河辺真吾八段が、「最高位」挑戦者決定戦に勝利し、タイトル保持者の名人との対局が決まった。が、河辺を襲った突然の悲劇―三歳の愛娘・万里が誘拐されたのだ。神奈川県警・須川刑事指揮のもと、犯人逮捕に向けて万全の態勢で臨むが、予想外の方法で身代金を奪われ、万里の行方も不明。最悪の事態の中、最高位戦第一局が始まった…!?江戸川乱歩賞に輝いた誘拐ミステリーの名作。

徳間文庫(本のカバーから引用)

新・殺人の棋譜

将棋の河辺名人は、定山渓で新鋭の山本8段と最高位戦をたたかう。そこは17年前、対局中に愛娘の誘拐を知らされた因縁の場所だった。名人の不吉な予感は当った。美しく成長した娘万里が、行方不明になったというのだ。またしても。江戸川乱歩賞受賞の名作「殺人の棋譜」の続編ともいうべき迫真の長編推理作。

 

角川文庫(本のカバーから引用)

  将棋駒殺人事件

将棋の駒作りの名人を祖父にもつ宮井龍一は、母の遺品の中から一枚の飛車と不可解な手紙を見つけ、自分は祖父と母との間の不義の子ではないかと疑問を抱く。その後、友人と祖父の故郷を訪れた龍一は、そこでかつて祖父の仕事を手伝っていた人物が謎の死を遂げたことを知り、母が歌っていた民謡と飛車の指紋を頼りに真相を探ろうとするが…。「一枚の飛車」ほか将棋に不案内な人でも楽しめる将棋ミステリー集。

広済堂文庫(本のカバーから引用)

  湘南千葉殺人事件

千葉県柏市の鶴来総合病院の新生児室から、深夜井筒京子の赤ちゃんが誘拐された。二階堂日美子の兄・柏木陽一が院長の病院である。院長の推理と、写真週刊誌記者・鷺山鉄平の協力で、赤ちゃんは無事救出された。しかし、犯人とみられる作家は、遺書のような血文字を残して死亡、ほっとする間もなく、病院では政治評論家の松永きららが殺された。さらに井筒京子も失踪して…。大病院を舞台に次々起こる奇怪な事件、院長柏木陽一の推理が冴える。タロット日美子、二階堂警部シリーズで人気の著者が日美子の兄にスポットを当てた、新境地“病院ミステリー”全力作。

カッパ・ノベルス (本のカバーから引用)

  JR京都線殺人事件

JR京都線の車内で暗躍する外人女性スリグループを摘発せよ。を受けた鉄道警察隊・江戸川警部は京都へ急行した。ところが、スリの一人が逮捕直前、ホームから飛び降りて死亡。しかも、その遺体を犯人に奪われるという事件まで連続発生してしまう。危険を顧みない彼女らの行動に疑念を抱いた江戸川だが、その前に立ち塞がるように新たな殺人事件が。

ケイブンシャ文庫(本のカバーから引用)

  タロット日美子のJR推理

一人の弁護士が長野市へ向かう車中で毒殺された。彼はある富豪の依頼で遺言書を作成し、それにサインをもらいに行く途中だった。富豪には妻の他に二人の愛人と子供たちがおり、かねてから遺産を巡って反目し合っていたが、日美子は愛人の一人に頼まれて遺言書の写しを手に入れることに成功する。するとそこにはJR線の10の電車名が書かれた暗号文が記してあり…。遺言書の暗号に日美子が挑む長篇ミステリー。

広済堂文庫(本のカバーから引用)

  鉄道マニア殺人事件

鉄道マニアの青年が無惨にも胴体を切断され殺された。復讐の念に燃えた母親は猛然と犯人探しに乗り出す。その間に垣間見たものは少女売春、サラ金強盗、引ったくりなど余りにも現代的な事件だった。この一見、何の脈絡もなさそうな犯罪が一本の線につながった時、そこに姿を現わしたのは巨悪の影だった。新聞記事を狂言廻しにした異色ミステリー。

双葉文庫(本のカバーから引用)

toya.gif (29111 バイト) 洞爺・王将殺人旅行

札幌に住む退職刑事・星月源吾は、妻と娘を伴って洞爺湖温泉に遊んだ。宿泊中のホテルで、女流名将戦が行なわれていて、将棋好きの源吾は大喜び。二日目の対局の折り、事件は起こった。名将戦に使用していた大山名人ゆかりの駒が、盗まれてしまったのだ。さらに記録係の青年・吉永正史の妹・恵美も行方不明に…!会場周辺にちらつく謎の男は?単純な盗難事件か、それとも誘拐事件か―ひそかに内偵する源吾は正史の複雑な家族関係に気づくが…!?厳しい冬の北海道の自然を舞台に、プロの将棋棋士を目指す青年と健気に生きるその妹を巻き込んだ不可解な事件を描く、著者会心の書下ろし本格ミステリー。

カッパ・ノベルス (本のカバーから引用)

  二階堂警部の「奥の細道」

夫の二階堂警部と“奥の細道三百年”で沸く東北へ旅行を計画していた日美子。友だちの梅枝葉が訪れ、娘・真里の安全を占ってほしいという。日美子は、「サンタ芭蕉」というプレゼント企画で、東北旅行に参加する真里をタロットで占ったが、カードは不幸を予言。芭蕉の足跡を辿る真里たちに魔の手が…。名作『奥の細道殺人事件』と並ぶ、著者会心の長編旅情推理。

光文社文庫(本のカバーから引用)

  ニセコ積丹殺人事件

もと神奈川県警で名刑事と謳われた星月源吾は、退職後、妻の冴子と積丹半島一周の旅に出た。その夜、彼は同宿した中老の夫婦の訴えで、神威岬のトンネル内で起きた人妻強姦事件解明に乗りだす。被害者・浜川多美子は、高校の同級生・重松洋三が犯人だと言う。だが、重松には鉄壁のアリバイが…。アッと驚くトリック。退職刑事の推理が冴える長編旅行推理。

光文社文庫(本のカバーから引用)

  日本ローカル線殺人事件

サラ金地獄に陥り、心中を決意した日比成人と妻の美津子は、新婚旅行で立ち寄った三重県三多気を訪れた。咲き誇る桜の中、二人は三多気に近す君ケ野ダムを死に場所に決めたが、その夜、一人、宿を離れ散歩に出た成人が何者かに殺害された。残された美津子は死ぬことを思い止まり、夫の死の謎を追求することにしたが…。旅情豊かな五つのローカル線を舞台に展開するトラベル・ミステリー。 桜咲く殺意の里、月に光る殺意の海、海鳴りのする殺意の宿、吉備路に消えた殺意の女、つつじ燃える殺意の高原

徳間文庫(本のカバーから引用)

  函館・江差旅情殺人―二階堂特命刑事調査官シリーズ

凶悪な宝石強盗団が鎌倉駅前の宝石店を襲った。一味の手口は店主夫妻を射殺し、右耳を切り落とす残虐極まりないもの。事件担当の後藤刑事は、現場で拾った一本のボールペンから函館に潜伏中の犯人に迫るが、逆に撃たれて重傷を負った。報せを受けたかつての上司・二階堂は、大熊刑事や日美子とともに、急遽、函館へ。二階堂&日美子の夫唱婦随コンビが大活躍。

光文社文庫(本のカバーから引用)

箱根高原殺人事件

観光会社に勤務する大伴良雄は、婚約者の津田亜妃子と箱根高原へ旅行に出かけた。が、何者かにより殺されてしまう。残された彼の日記から派手な女性関係を知り、亜妃子はショックを受ける。それにもめげず、日記の女性たちの行方を探り、事件の謎を追っていく。だが、彼女に魔の手が忍び寄る…。

 

講談社文庫(本のカバーから引用)

  炎の小早川警視正―大空襲蒲田の殺人

「弥寿江…」楠木次郎は妻の死体を前に、慟哭した。外部から侵入不可能の密室内で、妻は全身を滅多刺しにされていた―。捜査陣は次郎を疑うが、彼には完璧なアリバイがあった。やがて、捜査に立ち上がった小早川警視正の前に、楠木家に関わる男、三波が浮かび上がるが、急死。しかし、彼の遺した手記には半世紀前の、蒲田大空襲にまで遡る衝撃の事実が…。

ノン・ポシェット(本のカバーから引用)

  ミステリーを書いてみませんか

貴方もミステリーを書いてみませんか?数多くのヒット作を生み出した著者による、発想法やトリック論、メモの取り方、取材法など、具体的なテクニックに踏み込んだ、ミステリー作法の決定版。推理小説の変遷や、執筆時の裏話も満載で、作家を目指す人のみならず、これを読めばミステリーがもっと面白くなること間違いなしの一冊。

第1章 ミステリーの変遷
第2章 ストリック理論の周辺
第3章 推理作家に向いている人とは
第4章 どんなふうに発想するか
第5章 取材法
第6章 大切なメモづり
第7章 トリック論
第8章 具体的な執筆活動の前に
第9章 文章、筆記用具など
第10章 ミステリー作家になるためには

集英社文庫(本のカバーから引用)

  横浜殺人街図

金沢八景に住む日本画家・友藤光一が自宅のプールで溺死した。故人が水泳がうまかったことから、事故に疑問を抱いた妹の滝子は、自分が主宰する絵画教室の生徒・鬼里谷一心に相談を持ちかけた。一心は横浜郊外の霊園公園の僧侶。これまでも数々の難事件を解決し、坊主探偵と異名をとっている。独自の捜査に乗り出した一心だが、事故の背後には意外なトリックが…。

ケイブンシャ文庫(本のカバーから引用)

  殺人平家物語

日美子の友人・小野寺一代の夫・昌の射殺死体が、北近畿の神鍋高原で発見された。昌は兵庫県選出の国会議員・平春樹の地元運転手。事件捜査に乗り出す日美子の夫・二階堂の前に、小選挙区制に絡んで県会議員・平丈太郎との確執が浮かぶ。やがて、第二の恐るべき惨劇が…。平家の末裔たちが繰り広げる愛憎と殺意の謎!暗号トリックを駆使した本格推理の傑作。

光文社文庫(本のカバーから引用)

  芥川龍之介「歯車」殺人事件

作家志望の岩川重美は自作のミステリー『歯車殺人事件』の批評を友人の日美子に頼んで、瀬戸内海の小豆島へ旅立つが、到着した日に絞殺死体となって発見される。日美子は犯人を示唆するメッセージを求めて、芥川の遺稿にモチーフをとった小説を読み始めるが…。

中公文庫(本のカバーから引用)

  アルプス秘湯推理旅行―タロット日美子

タロット研究仲間の女性8人と訪れたアルプスの秘湯で、仲間の1人が殺された。しかも日美子に挑戦するかのように、タロット・カードは第2の殺人を予告した!!意外な結末に日美子は…!?

廣済堂文庫(本のカバーから引用)

  殺人源氏物語

二階堂日美子の友人・秀美の弟で、高校生の英二郎が自殺した。英二郎の遺したノートには「殺人源氏物語」というタイトルで、いじめに対する復讐のミステリーを書くというメモがあった。そして主人公を中心に、人物の相関図が5つのイニシャルで表わされていた。日美子は、『源氏物語』の光源氏をめぐる人間たちの相関図と照応させながら、いじめっ子の特定を図った。だが、日美子の推理をあざ笑うように、つぎつぎに殺人事件が…。読者に挑戦する暗号トリック本格推理の会心作。

カッパ・ノベルス(本のカバーから引用)

  漱石「虞美人草」殺人事件

「『虞美人草』の長い会話が怖い」。この不可解な言葉をキーワードとした暗号小説を遺して日美子の友人・梶川由良子が殺された。旧友三人とともに死体を発見した日美子は、彼女の遺作にダイイング・メッセージを読み取ろうとするが…漱石の名作を素材とした二重構造の暗号ミステリーの傑作。

中公文庫(本のカバーから引用)

  少女まんが家殺人事件

超売れっ子漫画家・花扇美代子の資料の菩薩像の写真にある日何者かの手で血のような赤いシミがつけられた。その個所は、手と心臓、右手の指、足であった。そして数日後、アシスタントの一人が不意に誰かに襲われて右手の指を切断される事件が起こり、二日後には美代子が心臓を刃物でひと突きされ即死してしまった…。漫画家の工房で起こった事件の奇妙な照応とその裏に潜む真実を、日美子が探る長篇ミステリー。

廣済堂社文庫(本のカバーから引用)

  タロット日美子の氷色の殺人―「北海道の秘密」

日美子をはじめ、国際的に著名なタロット占者7人が、北海道のクロマン村に集合した。タントラの秘儀による「流氷祭」を村から要請されたのだ。会場は犬ゾリで何時間もかかる人里離れた雪原で、バンと呼ばれるテントの中で神秘の時が過ぎていく。そして夜中、唯一の男性、セネガルのマンディンゴが惨殺された。それが恐怖の連続殺人の序章だった。

双葉文庫(本のカバーから引用)

  二階堂警部の反乱

二階堂警部の妻・日美子がジョギング中に誘拐された。さらに、部下の坂上刑事も何者かに〈港の見える丘公園〉におびき出され、射殺されてしまった。いずれの事件も、二階堂に怨みを懐く、小林組組長の犯行と思われた。ところが、その小林も他殺死体で発見され、捜査は一転、ふり出しに…。大自然がつくりだす「金星食」をトリックに入れた長編傑作。

光文社文庫(本のカバーから引用)

  伯備線秘図推理旅行

タロット日美子の親友・榊原裕子の伯母・静が、行方不明になった。ゴルフ会員権販売に絡むトラブルが原因か。日美子と裕子は、静の住む岡山へと向かった。彼女の部屋を訪れた二人が目にしたものは、血染めに地図。そして、カーペットにも血痕が。不吉な予感を抱く二人を前に、三つの連続殺人が…。「吉備路」を舞台に、日美子の推理が冴える。長編推理の傑作。

光文社文庫(本のカバーから引用)