全11冊

太田蘭三図書目録

 
1929年、三重県鈴鹿市に生まれる。中央大学法学部卒業ののち、同人誌『新表現』を経て、1956年、時代小説でデビュー。40年来続けてきた登山と釣りの経験を生かして、山岳推理の第一人者となる。アウトドア作家で名探偵の釣部渓三郎、恋人アキ、蟹沢警部補、相馬刑事らの登場する“釣部渓三郎シリーズ”はさわやかな作風ときわ立つ個性で、圧倒的人気を誇っている。
書       名 種  別 発行年月 ISBN
顔のない刑事 ノン・ポシェット 1985/08 4396320035
消えた妖精 ノン・ノベル 1997/10 4396206038
恐喝山脈 ノン・ノベル 1991/03 4396203497
三人目の容疑者 角川文庫 1985/10 4041518067
遭難渓流 講談社ノベルス 1996/12 4061819437
箱根路、殺し連れ カッパ・ノベルス 1994/09 4334071082
発射痕 ノン・ノベル 1996/05 4396205562
美人容疑者 ノン・ポシェット 1997/10 4396325932
摩天崖 ノン・ノベル 1998/05 4396206275
夜叉神峠死の起点 光文社文庫 1997/05 4334724019
闇の検事 ノン・ポシェット 1991/02 4396322070
  消えた妖精―顔のない刑事・追走指令

特捜刑事・香月功は時価二億円のエメラルド「森の妖精」の行方を追っていた。三年前、銀座の宝石店が襲われた際に消失した裸石で、犯人黒宮はその存在を否定したまま服役、出所間近だった。香月は黒宮の内妻夏池日出子に接近するが、直後、彼女は殺害された。背後に蠢く暴力団酒中組の捜査に乗り出した香月は組経営のスナックに潜入。だが、酒を啜った直後、香月は昏倒した…。はたして香月の運命は?「森の妖精」の在り処は…。人気絶頂、円熟の著者が放つ“顔のない刑事”シリーズ最新作。

ノン・ノベル (本のカバーから引用)

  恐喝山脈―顔のない刑事・極秘行

「新宿柏木署の署長の娘佐智子が家出、AV女優となったが、その後消息不明に。なんとか極秘裡に捜し出せ」指令を受けた警察手帳を持たぬ刑事香月功は、美貌の助手志賀今日子と捜査を開始、佐智子のヒモと判明した暴力団黒柳組の久米島のマンションに向かったが、そこには同じ組の組員森川の死体があった。やがて、久米島が佐智子を利用し美人局を働き、大手進学院の院長を恐喝していた事実が浮上したが、直後、久米島の他殺体が自宅前で発見された…。はたして佐智子の行方は?事件の背後には何が存在するのか…。周到な取材をもとに熟達の名手が贈る、ますます人気快調の“顔のない刑事”シリーズ待望の書下ろし第十弾。

ノン・ノベル (本のカバーから引用)

sounan.gif (11895 バイト) 遭難渓流―釣部渓三郎シリーズ

乳頭山(烏帽子岳)に抱かれた清流・葛根田水系で不可解な失跡事件が起きた。忽然と消えたのは、山を熟知しているはずの釣師たち。竿のみを残し遺留品もない。そして、失跡地点の下流から女性の扼殺死体が発見された。二つの事件の関連は?秋田駒ヶ岳、乳頭山を望む雄大な自然の中で釣部渓三郎の推理が冴える。

 

講談社ノベルス (本のカバーから引用)

hakoneji.gif (24480 バイト) 箱根路、殺し連れ―北多摩署純情派シリーズ〈3〉

北多摩署刑事・相馬の車で死体が発見された。新宿歌舞伎町で駐車中に運び込まれていたのだ。微妙な状況に置かれた相馬は、所轄外の事件を単身、追う。被害者は駐車場オーナー・平賀喜一郎。平賀が高額の地所を所有していることから、巨悪の匂いを嗅ぎ取る相馬。しかし所轄署からの圧力により、相馬は捜査を断念。休暇を取り、箱根へ向かった相馬は芦ノ湖で溺死体を発見する。死体には奇妙な揚げ羽蝶の刺青が。しかも平賀殺害の容疑者に同じ刺青をした者がいたことが判明。さらに箱根登山道で出会った女にも不審な行動が浮かぶ。

カッパ・ノベルス (本のカバーから引用)

  発射痕―顔のない刑事・囮捜査

暴力団の拳銃密売情報を掴んだ特捜刑事香月功は囮捜査を開始、舞野組の女組長紀美と情を交わした。やがて大量の拳銃密輸・密売ルートが浮上し、都内の連続凶悪事件との繋がりが発覚したとき、紀美は対立する阿井津組に拉致され、伊豆山中に監禁された。単身で救出に乗り込む香月。だが突如、敵の銃口が火を噴き、香月は倒れた…。絶体絶命に危機。はたして香月の運命は。熟達の名手が放つ大人気“顔のない刑事”シリーズ待望の書下ろし第十五弾。

ノン・ノベル (本のカバーから引用)

  美人容疑者―顔のない刑事・特捜介入

カジノの借金取立て人石黒友行が刺殺され、現金一億八千万円が消えた。犯人は女。その有力容疑者が愛染小夜子と知って、特捜刑事香月功は驚愕した。彼女とは旅先で知り合い、一夜の情を交わしたのだったが、香月は彼女の潔白を信じて独自捜査を開始した。が、その直後、石黒から巨額の取立てを受けていた代議士の秘書が殺され、またも一億三千万円が消失。

ノン・ポシェット (本のカバーから引用)

  摩天崖―警視庁北多摩署特別出動

立川市のバーの店主ルミ子が殺され、北多摩署に捜査本部が。直後、ルミ子と旧知の資産家の娘神代美由紀が、友人の結婚式に出席した島根県隠岐島で失踪した。蟹沢、相馬の両刑事は出張捜査を申請、捜査専用車を駆って一路隠岐へ向かった。地元署と警察犬の協力を得て、美由紀の消えた西ノ島を隈なく踏破した二人は、ついに彼女の姿を発見、だがそれは変わりはてた他殺体だった…。はたして犯人は?ルミ子殺しとの関連は…。離島隠岐を舞台に名手が贈る快作。

ノン・ノベル (本のカバーから引用)

yashaganitouge.gif (11856 バイト) 夜叉神峠 死の起点―北多摩署純情派シリーズ〈2〉

南アルプスの壮大な景観を眺めながら夜叉神峠を下る途中、北多摩署・相馬刑事は、自殺をはかった女性を救った!名前は岩倉貴美子。なぜか彼女は自殺の理由を語らない…。不審を抱いた相馬が岩倉家を単独で洗いはじめた矢先、北多摩署管内で巡査が二名殺され、拳銃を強奪された!やがて事件の背後に浮かび上がる巨悪組織の影。

光文社文庫 (本のカバーから引用)

  闇の検事

「おれは無実だ!」戦争下の昭和十七年、久世圭介は何者かに恋人を惨殺された。だが、西青梅署は圭介を殺人犯として逮捕した。拷問による執拗な取調べは凄惨を極め、圭介は虚偽の自白を強制され、無期懲役の刑に服した。そして、敗色濃い昭和二十年三月、東京を直撃した大空襲下、圭介は火炎の海の中、脱走した。その日から、圭介は別人になり変わり、冤罪を晴らすべく新たな歩を始めたのだった…。一人の男の数奇な半生を重厚、劇的に描く迫真の推理傑作。

ノン・ポシェット (本のカバーから引用)