全8冊

森  博嗣図書一覧

 
書       名 種  別 発行年月 ISBN
すべてがFになる 講談社ノベルス 1996/04 4061819011
冷たい密室と博士たち 講談社ノベルス 1996/07 4061819178
笑わない数学者 講談社ノベルス 1996/09 4061819275
封印再度 講談社ノベルス 1997/04 4061819593
詩的私的ジャック 講談社ノベルス 1997/01 4061819410
幻惑の死と使途 講談社ノベルス

1997/10

4061819879
夏のレプリカ 講談社ノベルス

1998/01

4061820001
森博嗣のミステリィ工作室 講談社文庫

2001/12

40627332266
subete_f.gif (10543 バイト) すべてがFになる

密室から飛び出した死体。究極の謎解きミステリィ。
コンピュータに残されたメッセージに挑む犀川助教授とお嬢様学生・萌絵。

孤島のハイテク研究所で、少女時代から完全に隔離された生活を送る天才工学博士・真賀田四季(まがたしき)。彼女の部屋からウエディング・ドレスをまとい両手両足を切断された死体が現れた。偶然、島を訪れていたN大助教授・犀川創平(さいかわそうへい)と女子学生・西之園萌絵(にしのそのもえ)が、この不可思議な密室殺人に挑む。新しい形の本格ミステリィ登場。

講談社文庫 (本のカバーから引用)

 第一回メフィスト賞を受賞した作品、あるいは某ミステリーベストテンのナンバーワン小説と言うことで期待して読みましたが、期待にたがわずおもしろく読むことができました。

 難をいうと3人も殺した人間としての動機がいまいち理解できませんでした。もっとも、このあたりを突っ込んで書くとネタバレになるから控えますが、作者自身天才の考えることは解らないということで結論づけているようで、不思議な気持ちがします。

きっと、これからのミステリーはどんどん変貌していくのですね。例えば、動機のない殺人を描くというように、あるいは殺人のないミステリーも出てくるのかなという気がします。もっとも話として面白ければそれはそれで、いっこうにかまわないことなんですが、ある種の慣れが必要になってくるかもしれません。

しかし、この作家の作品はこれから楽しみに読むことができそうです。

tsumetai.gif (7733 バイト) 冷たい密室と博士たち

同僚の喜多助教授の誘いで、N大学工学部の低温度実験室を尋ねた犀川助教授と、西之園萌絵の師弟の前でまたも、不可思議な殺人事件が起こった。衆人環視の実験室の中で、男女2名の院生が死体となって発見されたのだ。完全密室のなかに、殺人者はどうやって侵入し、また、どうやって脱出したのか? しかも、殺された2人も密室の中には入る事ができなかったはずなのに?

 研究者たちの純粋論理が導きでした真実は何を意味するのか。

講談社ノベルス (本のカバーから引用)

warawa.gif (7164 バイト) 笑わない数学者

伝説的数学者、天王寺翔蔵博士の住む三ツ星館でクリスマスパーティーが行われる。
人々がプラネタリウムに見とれている間に、庭に立つ大きなブロンズのオリオン像が忽然と消えた。博士は言う。「この謎が解けるか?」像が再び現れた時、そこには部屋の中にいたはずの女性が死んでいた。しかも、彼女の部屋からは、別の死体が発見された。パーティーに招待されていた犀川助教授と西之園萌絵は、不可思議な謎と殺人の真相に挑戦する。

講談社ノベルス (本のカバーから引用)

fuuin.gif (7481 バイト) 封印再度

岐阜県恵那市の旧家、香山家には代々伝わる家宝があった。その名は、「天地の瓢」と「無我の匣」。「無我の匣」には鍵がかけられており、「天地の瓢」には鍵が入っている。
ただし、鍵は「瓢」の口よりも大きく、取り出すことが出来ないのだ。五十年前の香山家の当主は、鍵を「瓢」の中に入れ、息子に残して、自殺したという。果たして、「匣」を開けることが出来るのか?興味を持って香山家を訪れた西之園萌絵だが、そこにはさらに不思議な事件が待ち受けていた。

講談社ノベルス (本のカバーから引用)

shiteki.gif (10667 バイト) 詩的私的ジャック

那古野市内の大学施設で女子大生が立て続けに殺害された。犯行現場はすべて密室。
そのうえ、被害者の肌には意味不明の傷痕が残されていた。
捜査線上に上がったのはN大学工学部助教授、犀川創平が担任する学生だった。彼の作る曲の歌詞と事件が奇妙に類似していたのだ。犯人はなぜ傷痕を残し、密室に異様に拘るのか?理系女子大生、西之園萌絵が論理的思考で謎に迫る。

講談社ノベルス (本のカバーから引用)

genwaku.gif (7013 バイト) 幻惑の死と使途

「諸君が、一度でも私の名を叫べば、どんな密室からも抜け出してみせよう」―自信に満ちたせりふと共にあらゆる状況からの脱出を果たす天才奇術師・有里匠幻が、衆人環視の状況の中で殺害された。さらに、彼はなんと遺体となってまで、最後にして最大の奇跡を行う!?

犀川・西之園師弟が明かす驚愕の真実。

講談社ノベルス (本のカバーから引用)

natsuno.gif (5281 バイト) 夏のレプリカ

那古野市の実家に帰省したT大大学院生の前に現れた仮面の誘拐者。そこには血のつながらない詩人の兄が住んでいた。誘拐が奇妙な結末を迎えたとき、詩人は外から施錠されていたはずの部屋から消え去っていた。朦朧とするような夏の日に起きた事件の裏に隠された過去とは!?

事件は前作と表裏をなし進展する。

講談社ノベルス (本のカバーから引用)

森博嗣のミステリィ工作室

ミステリィを書く上で、影響を受けた100冊をセレクトした「ルーツ・ミステリィ100」、犀川&萌絵シリーズの自作解説「いまさら自作を語る」の他、同人誌時代の漫画、専門誌に寄稿したエッセィ、山田章博・荻野真・ささきすばる三氏が語る森博嗣像も収録。
森ミステリィの魅力と秘密に迫る、充実の個人読本。

第1部 森博嗣のルーツ・ミステリィ100(100冊の選択にあたって)
第2部 いまさら自作を語る(あとがきのまえがき;『すべてがFになる』;『冷たい密室と博士たち』 ほか)
第3部 森博嗣の多重な横顔(建築学科助教授の顔;漫画人の顔;趣味人の顔;ミステリィ作家の顔)

講談社文庫 (本のカバーから引用)