ミステリーML読書感想のページ

有栖川 有栖

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マジックミラー 海のある奈良に死す ダリの繭
マジックミラー

双子の兄弟が殺人犯?しかし兄の妻が余呉湖畔で殺されたとき、兄は博多、弟は酒田にいてアリバイは完璧だった。
やがて第二の殺人。
兄弟のどちらかが被害者らしいが、死体からは頭と手首が失われていた。
犯人の狙いはどこに?犯人の大トリック、多彩な伏線が、結末で読者を仰天させる、大型新鋭の傑作。
 

講談社文庫 (本のカバーから引用)

 

2000年6月19日 件名 : [mystery 7959] マジックミラー(有栖川有栖)読了♪

おはようございます。うなうなです。
昨晩のメール(2時くらい?)より寝ていません。仕事していました。
まだまだσ(ウ_ナ)、若いっ?(笑)

さてさて、「マジックミラー」有栖川有栖・・・読了しました。
最近、氏の作品に凝っている私ですが、これはちょっと来た!(笑)
みなさんにおすすめしてしまいますっ。

以前のメールで「有栖川作品ならこれが好き」というようなことを書いたかもしれません。
でも今日訂正します。「マジックミラー」が一番ぢゃあああ!

ではここでネタバレちゅ〜いで改行ね♪

事件は、後からわかるのですが、最初に「保険金殺人」が行われ、その実行者たちが殺される・・・という二重の組み合わせになっています。

最初の殺人には「トラベルミステリ」(時刻表トリック)の要素が含まれ、後半部分ではまた別のトリックが使われるという、一粒で二度美味しい構成となっています。

私は、後半、犯人はこの人だなきっと・・・動機もあるし、とわかってしまったのですけど、最後の最後にやられました。
ずっと控えめなバイプレイヤーだった彼が、実はああだったなんてっ!
それで、こうだったなんてっ!<全然わからん(^^;

最後の最後では「いっぱい食わされた」と感じる方もいるかもしれないけど話としては、ちょうどいいオチがついているようで格別です。心地よいだまされ加減というか・・・。

物語後半部分で「アリバイトリック」に関して空知雅也が講演する場面があるのですけど、それをじっくりかみしめるととてもおもしろいです。
「ああ、こういう風に分類できるんだなあ」と素直に思うことができます。
その講釈を読むだけでも、ミステリファンにはたまらないかも(^^)

最後のどんでん返しを楽しみに読み進めて下さい。<未読の方へ

今日は同じ有栖川作品の「46番目の密室」に取りかかります(^^)
2000年7月12日  件名 : [mystery 8551] マジックミラー

しょうです。こんばんは!

「マジックミラー」(有栖川有栖)を読みました。
この本の感想は、既にうなうなさんが書いてくれています。
http://village.infoweb.ne.jp/~fwkx5335/mystery/ml/kansou32.html(このページです。(笑))

この本を読み終えて、まず頭に浮かんだのは、イギリスのミステリー研究家ロナルド・ノックスが書いた「探偵小説十戒」でした。 http://village.infoweb.ne.jp/~fwkx5335/kousatsu/mystery2.html

7 探偵自身が犯人であってはならない。
10 双生児や変装による二人役は、あらかじめ、それを匂わせておかなければならない。

これは、有栖川有栖も当然分かっていて、なお、このタブーに挑戦したであろうということが、読んでいて分かりました。(笑)

2000年6月19日 件名 : [mystery 7959] マジックミラー(有栖川有栖)読了♪
>おはようございます。うなうなです。
>さてさて、「マジックミラー」有栖川有栖・・・読了しました。
>私は、後半、犯人はこの人だなきっと・・・動機もあるし、とわかってしまったの
>ですけど、最後の最後にやられました。
>ずっと控えめなバイプレイヤーだった彼が、実はああだったなんてっ!
>それで、こうだったなんてっ!<全然わからん(^^;

>最後の最後では「いっぱい食わされた」と感じる方もいるかもしれないけど話とし
>ては、ちょうどいいオチがついているようで格別です。心地よいだまされ加減とい
>うか・・・。

>物語後半部分で「アリバイトリック」に関して空知雅也が講演する場面があるので
>すけど、それをじっくりかみしめるととてもおもしろいです。
>「ああ、こういう風に分類できるんだなあ」と素直に思うことができます。
>その講釈を読むだけでも、ミステリファンにはたまらないかも(^^)

>最後のどんでん返しを楽しみに読み進めて下さい。<未読の方へ

そう、まさしくこのとおりの作品でしたね。(^^)
うなうなさんの的確な感想には恐れ入りました。

私にできるのは、ちょっとした講釈を追加するぐらいです。(爆)

2000年9月14日 21:26 件名 : [mystery:00173] 稲刈りの最中ではありますが。有栖川作品。

あだだッス。
サッカー、予選勝ちましたね。
(って、ちっとも詳しくないのですが、さすがに嬉しかったりして)


クロフツの「樽」と有栖川有栖の「マジックミラー」読み終わりました〜〜〜
うう〜ん「樽」はほんとに緻密でアリバイトリックもそれほど突飛でなくて、けっこう真面目に読めたのですけど、訳者さんがねぇ 直訳っていうか、日本語的には色気がなかったような気がする。(クリスティものはその点、ちっとも違和感がないのだけど。)だから、「マジックミラー」を読み始めたら、ほっとしたよ。
文体がとてもとても馴染んで・・

ここからネタバレかもね♪

刑事ものであり、探偵ものであり、おまけに推理作家ものでもあり、双子モノではおまけまであって、多いに楽しめたことでしたがいかんせん、双子のどっちかが殺されて、そのアリバイが小屋に放火されたために成立した、って時から、ハテ?
この人、ちょっとヤバイ・・・でも最初の殺人が起こった時はあんなに共感したのに・・・・ え?え?それに・・主役だよねぇと、ちょっと引き始めた自分、けっこう辛かったよ。

トリックのすばらしさ、斬新さは「すごいことなのかも」って分かるけど、あだだって人は東野圭吾の「名探偵の掟」にあったようにちっとも真面目にトリック解明に取り組まない人だし、へたすっと飛ばすからね、ほんとに作者には申し訳ないような似非ミステリファンなんだよね。(だから内田作品が(゜゜☆\(--メ)めっ!)

うなママのようにトリックまっしぐらな人にはとってもとってもとっても合うと思う。
あだだはとにかく主役級の感情移入した人が犯人だった、って分かるパターンが全然ダメなのよ。(だから松本清張もダメだった。森村誠一もそれが怖い)もう、雰囲気だけでミステリを読む人で・・(--;)
最後の探偵の双子にはまんまとやられたぁ、って拍手ものだったけど、でも、ねぇ、やっぱ結末は辛いっすよ。
ねぇ、うなママ、幸せな有栖川作品は、ある??