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第2回課題作品「龍臥亭事件」(島田荘司)

昭和23年広島県生まれ。武蔵野美術大学卒。20代はデザイナー、ミュージシャンなどいろいろな職業に就く。一時新聞の占星術のコーナーを受け持っていたこともあります。デビュー作である「占星術殺人事件」は第26回江戸川乱歩賞に「占星術のマジック」というタイトルで応募され、最終候補まで残ったのですが、惜しくも落選しました。しかし、それを期に職業作家としてデビューを果たします。本格ミステリーの鬼才と呼ばれている。

うなうな 1999年5月10日

あの大作、「龍臥亭事件」(島田荘司氏)読み終わりました〜。
お話に引き込まれ&読み終えてしまわないと怖くて(爆)、
母の日を理由に、ラストスパートをかけて読みました。(今日はママの日〜♪と家事を放棄<爆)

えっと、そうですね〜。
まずこの作品に御手洗潔はでてきません。いや、出てくるんですが彼は活躍しません。石岡先生の苦悩と立ち直り的な構図が基本です。(わかりにくい??)

物語の始まり、石岡氏が事件に引き込まれるまでのとっかかりもなかなかおもしろいのですが、事件は次々に起こり、前半は息つくヒマもないって感じでしたね〜。ドキドキしました。

作風としては「横溝正史」を思わせるような、テレビでやったら映えるだろうな、おどろおどろしく作れるだろうな、という作品です。
謎解きの部分を読めば「なるほど、そうだったのか」と思えるのですが舞台設定といい、殺人の内容といい、ちょっと怖かった〜(^^;;

犯人の意外性(なるほどね〜、そっかそっか、というカンジ)もそうなのですが、舞台装置に懲りましたね、&見事にはまりましたね
・・・という部分がありますね。因縁とか業とか、ちょっと現代にはなじまない言葉も多用され、でもそれがとても「生きている」。
あら探しをすれば、あんなに長くなくてもよかったのでは?
言いたいことは伝えられたのでは?と思う部分もありました。

それから、いろんな女性を「書き分ける」のが上手ですね。
見事に「見えて」ましたね。
内田センセもこれくらい許容範囲が広ければ(女性の表現)、もっとおもしろいのにな〜・・・なんて。これは余計でしたか(^^;;

もっと島田荘司氏の作品を読んでみたくなりました。
この「龍臥亭事件」は読み応えアリ、ですね。オススメします(^^)

みーこー 1999年5月10日

うなうなさん wrote:
> あの大作、「龍臥亭事件」(島田荘司氏)読み終わりました〜。

おおー!
きっと、「いったい御手洗潔はいつ登場するのかっ!?」と思いながら読み進められたのでは???
#これは、「アトポス」とか「水晶のピラミッド」にも言えることなんですけどね。(^^;)
いえね、生身の御手洗さん(?)が、ちゃんと登場します。
でもね、でもね、なかなか登場なさらないのです〜ぅ。というわけで、「アトポス」「水晶のピラミッド」は、「龍臥亭事件」とはちょっと異なるんですよね。

> まずこの作品に御手洗潔はでてきません。いや、出てくるんですが彼は活躍しません。石岡先生の苦悩と立ち直り的な構図が基本です。 (わかりにくい??)

そうなんですよねー。
いつもワトソン役の石岡さんが・・・・大活躍します。(笑)

うなうな 1999年5月10日

by みーこーさん
> きっと、「いったい御手洗潔はいつ登場するのかっ!?」と思いながら読み進められたのでは???
> いつもは、ワトソン役の石岡さんが・・・・大活躍します。(笑)

なんか一生懸命さと、御手洗氏に感じている才能への嫉妬と卑下と・・・そんな苦悩のなかで「自分がやるしかない」と決心していくあたりがこう、人情的に「ガンバレ!」って思ってしまいました。
どちらかというと自分も石岡氏のような「凡人」なので(天才肌じゃない)気持ちが分かるというか・・・。ウンウン。

アトポスか!?これを探して読んでみようと思います(^^)
図書館にリクエストして買ってもらお〜♪

みーこー 1999年5月10日

あ、うなうなさん!「アトポス」「水晶のピラミッド」を読まれるのなら、   「暗闇坂の人喰いの木」を先に読まれることをお勧めしますです。 (^-^)