釧 路

 

地名マップ    「北海道の地名」(山田秀三著、北海道新聞社昭和59年刊)

釧  路
クシロ
釧路市の例と同じ。
釧路市
クシロシ
クシル(kush-ru 通る・道)、チクシル(chi-kush-ru 我ら・通る・道)、クスリ(kusuri 温泉)、クッチャロ(kuthhar のど口→沼水の流れ出す口)、クッ・ペッ(通り抜ける・川)、クシ・シル(川向こうの山)説があるが定説はない。
釧路町
クシロチョウ
本町は大正9年7月1日旧釧路町(現釧路市)から分村の際、母村の名を取り釧路村と命名したことによる。
厚岸町
アッケシチョウ
上原熊次郎地名考地名考は「夷語アツケウシなり。則あつし革を剥ぐ処と訳す」と書いた。アッ・ケッ・ウシ・イ(at-ke-ush-i おひょう楡の皮を・剥ぐ・いつもする・処)の意。
浜中町
ハマナカチョウ
オタ・ノッケ(ota-noshke 浜の・中央)の意。本町発祥の地(現在の榊町付近)が海岸線約56キロメートルの砂浜の中央に位置しているのによる。
標茶町
シベチャチョウ
シ・ペッ・チャ(shi-pet-cha 大・川・岸)の意。
弟子屈町
テシカガチョウ
テシ・カ・カ(tesh-ka-ka)。テシは元来網み連ねたもの、ふつうは魚を捕るための簗であるが、地名に残っているテシの多くは、岩盤が川を横断して簗のような姿をしている処である。弟子屈の場合も岩盤がここで釧路川を横切っているので、そのことであろう。
阿寒町
アカンチョウ
阿寒とは、阿寒国立公園所在による。
鶴居村
ツルイムラ
鶴居とは、天然記念物指定である丹頂鶴の棲息地帯であるのにちなんだものである。
白糠町
シラヌカチョウ
永田地名解の本文はシラリカプ(潮・溢る・処)の意。あふれる湖を意味したものである。
音別町
オンベツチョウ
オムペッ(o-mu-pet 川尻が・塞がる・川)の意。